八百屋さんなどで買う場合は、口で言って量り売りしてもらいます。札に「Stck. 2.-」などとある場合は、「ひとつ2ユーロ」という意味で、「Kg/1,80-」などとある場合は「1キロあたり1ユーロ80セント」という意味です。
スーパーマーケットでも札の見方はおなじですが、欲しいものは自分で手にとって、そこにおかれている薄いビニール袋などにまとめます。量りの使用については自分で量ってシールを貼るものと、レジで量るものと現在2通りあります。自分で量る場合は、商品の札のところにナンバーが付いている、もしくは量りの掲示板下に野菜の絵のついたボタンがズラッと並んでいます。
札にナンバーが書いてある場合は、その番号を覚えておいて量りまで行き、その商品を乗せてそのナンバーを打ちます。そして「ETIKETTEN(チケット)」と書いてあるボタンを押すと、その重さと料金が打ち込まれたシールが出てきますので、それをビニールに貼り完了です。 量りの掲示板下に野菜の絵のついたボタンが並んでいる場合は、その商品の絵柄のボタンを押すとシールが出てきます。
レジで量るのというは最近出来た方法です。野菜や果物のちかくに量りはあるけれど、シールが出てくるようなものではない場合はレジで量るのだと判断します。 長い行列を耐え、レジに辿り着いてから野菜はシールを貼らなければならなかったと分かるとレジのオバサンも後ろのおばあちゃんもここぞとばかりにため息をついたりしますから、自分もまた野菜売り場に走らなければならなくなるのでご注意ください。
また、最近は手軽に食べられるようにミックスサラダになったものや皮をむいてカットしたフルーツのパックなども出回るようになりました。それらは同コーナーや、惣菜コーナーなどに置かれています。
なお、ビンや缶に詰めた保存の利く果物や野菜類は、一般の商品棚に並んでいます。 |