この博物館の名前にもなっている「ペルガモン」は、現在のトルコのベルガマ(Bergama)地方で、紀元前2世紀頃に小アジアで栄えたギリシャの植民地国家でした。その都市国家内にあった神殿の正面部分と壁画が原形どおりに復元されていることから、博物館の名前としても付けられることになりました。 この神殿部を原寸で展示するために特別に建てられた博物館ですから、博物館の前に立つと、まず、この建物の巨大なことに驚きます。
   
そして入場してまず足を踏み入れるのがこの博物館のメイン・ホールで、古代ギリシャのペルガモンで発掘された『ゼウスの大祭壇』(紀元前180−159年)で、原寸そのままに目の前に広がり、圧巻、ただただ圧巻です!

ゼウスの大祭壇

 

ミレトスの市場門

他に、『ミレトスの市場門』や古代ギリシャの『イシュタール門』もそっくりそのまま再現され展示されています。
   

イシュタール門


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