ルーエ・ツァイト

 ドイツ人は静けさをこよなく愛する国民です。ですからルーエ・ツァイトと呼ばれる「時間」を持っています。
 これは「静まる時間」というもので、この時間帯は、洗濯機の使用をはじめ、ピアノなど大きな音のする楽器の演奏や、大声での会話や口論は慎まなくてはなりません。
 ベルリンほどの都会ともなると、人種や年齢層、価値観も入りみだれ、あまり厳しく言われない場合もありますが、それでも、なかにはこだわる方はいらっしゃいます。
 また、ルーエ・ツァイトは、静けさを求めるだけでなく、プライベートの時間を守るという意味も含まれています。人によっては、この時間帯に電話がかかってくることも嫌います。特に年配の方とのお付き合いではこれは大切です。ルーエ・ツァイトは法的にも守られた事柄です。ご注意ください。


ルーエ・ツァイト

 夜10時から翌朝7時まで

 

 午後1時から3時まで

 日・祝日 終日

 
   
気にかけるべき対象
 
 洗濯機の使用
 お風呂・シャワーの使用
 掃除機の使用
 楽器演奏
 オーディオ
 扉の開け閉め
 家の中の歩き方