ドイツ人は静けさをこよなく愛する国民です。ですからルーエ・ツァイトと呼ばれる「時間」を持っています。
これは「静まる時間」というもので、この時間帯は、洗濯機の使用をはじめ、ピアノなど大きな音のする楽器の演奏や、大声での会話や口論は慎まなくてはなりません。
ベルリンほどの都会ともなると、人種や年齢層、価値観も入りみだれ、あまり厳しく言われない場合もありますが、それでも、なかにはこだわる方はいらっしゃいます。
また、ルーエ・ツァイトは、静けさを求めるだけでなく、プライベートの時間を守るという意味も含まれています。人によっては、この時間帯に電話がかかってくることも嫌います。特に年配の方とのお付き合いではこれは大切です。ルーエ・ツァイトは法的にも守られた事柄です。ご注意ください。
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